震災後11年…　月日の経つのは早いものです。以前は長田へは何回も訪れたことがありましたが、あの時以来プッツリと途絶えていました。迷宮のような狭い路地と商店街やディープな市場、街中のいたるところにあった小さな喫茶店はお手軽な価格設定で昼間から近所の人達の社交場として賑わっていました。昭和を残した庶民の町、それが私が記憶する神戸市長田区でした。浦島太郎の心境で、本当に久し振りで訪れたわけですが、商店街はすっかり綺麗に近代化して、イメージ一新…　街全体がデザインしていました。 そして元々民族色豊かなエリアでしたが、南国沖縄の影響が強く押し出されていて、それが地元の人達の内面まで受け入れられているような気がしました。

大正筋は2国（国道2号線）によって南・北側に分断されている。南アーケイド北側入り口にある大画面オーロラビジョンが丁度ワールドカップのニュースを流していた。

神戸飯店屋上のモニュメントのようなペントハウスの中に新長田アートギャラリーがあり、6月17日から7月2日まで｢KOBE鉄人PROJECT」による「鉄人28号生誕50周年記念特別展」が開催されている。

地元のボクシングジムが生んだチャンピオン！
WBCバンタム級の長谷川穂積への激励メッセージ。

今度、世界戦がありますね...　怪我して延期になったらしいですが、自信もってるからまた勝つでしょう。

豚足やミミガー、それに自家製焼き豚を販売する店が結構ある。この様な食材からも沖縄人が多いのが分かる。

それにしても美味そうですね...　ビールのあてに最高でしょう。コラーゲンいっぱいで健康にも良いし…

この店も作って売る店の豆腐屋さん。

店前にベンチがあったので、冷蔵ショーケースの美味そうな煮物を買ったら、進んで暖めてくれ、待っている間に出来たてであったかい豆腐まで試食させてくれた。下町長田はこのような気質の人達がいる処なんです。

野菜や厚揚げ、竹輪などが入った煮物。これがなんと全部で200円。市場に来ると、気に入ったパックを買ってベンチに座って、即食べる。これが市場巡りの醍醐味です。地下街ダイエ-前のお店だったかな？

2国を隔てた北側大正筋アーケイドの玄関口角ビルに「琉球ワールド」が誕生していた。神戸空港が出来て沖縄が近くなりましたが、電車ですぐのところにこの様な沖縄があるのも嬉しい事です。

南国沖縄は矢張りこのカラフルさですかね。派手な色彩が溢れています。

１階は沖縄食堂と物産コーナー、２階はショーステージに泡盛焼酎、特産品販売そしてオリオンビール専用のビアホールになっています。

国内でもこのように規模の大きい、特化された沖縄テーマ館は珍しいらしい。かなり楽しめます。